子供が親の言うことを聞かない、たった一つの理由
「宿題は終わったの?」「早く準備しなさい!」毎日のように繰り返し言っても、なかなか子供は言うことを聞いてくれません。
特に低学年の子は、物事の優先順位を自分で決められなかったりして、あれやこれやと親が口うるさく言ってしまいがちです。
でも、子供が親の言うことをなかなか聞いてくれないのは、もっと単純なことが原因かもしれませんよ?
子は親を映す鏡
「子は親を映す鏡」の本来の意味は、子供を見れば、その子が親にどういった「しつけ」や教育を受けてきたのかわかる・・・という意味で使いますが、もう一つ違った意味合いがあります。
自分(親)の行動に問題はありませんか?
「早く宿題をしなさい!」
そう子供に言っておいて、自分はスマホを操作していたり、TVを観ていたり、そういったことはありませんか?
子供からしたら、パパ・ママは自分の好きなことをやっているのに、なぜ自分は自分の好きなことができないのか?
こう考えるのが普通です。小さいうちは、「やるべきこと」と「やりたいこと」の境界があいまいです。
子供がなかなか言うことを聞いてくれない場合、まず自分の行動・態度を客観的に見つめなおしてみましょう。
宿題をしなけれないけないのなら、「一緒にやろうか」と見てあげることも大切です。
いずれ、自分は忘れてしまったような、高度な学習をするようになります。宿題を見てあげられるのも僅かな期間かもしれません。
まだ小さいうちに、宿題を通じてコミュニケーションを取ることも大事です。
何事も本気で
ウチの娘の場合、私(父)と関わるのは、主に「遊び」が目的です。常に私の気を引こうと、あの手この手で様々な遊びに誘ってきます。
コミュニケーションの取り方に難のある、広汎性発達障害の娘は、その誘い方も独特です。
健常児であれば、「○○しよう!」とストレートに気持ちをぶつけてきますが、娘は少し違います。
私の傍らでおもむろに遊びはじめます。決して娘から「言葉」で一緒に遊ぼう・・・とは言いません。こちらからアプローチしてくるのをずっと待っているのです。
疲れてグッタリしているときなどは、勝手に一人で遊んでくれて助かる・・・と思っていたのですが、そうではないんですね。
相手にしないと、また違った遊びで気を引こうとします。うわべだけ付き合っても、決して満足しません。
たとえ、遊びであっても、本気で彼女と向き合い、本気で遊ぶ。そうすると満足して素直に言うことを聞いてくれるようになります。
まとめ
子供がなかなか言うことを聞いてくれない・・・とお悩みの方、もしかしたら、「子供の言うことを聞こうとしていない」になっているかもしれませんよ?
一度、客観的に自分の言動・行動を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
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