いえごと

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超音頭音痴な娘がついにバスタブを一人でまたぐことができました!

   

ユニットバス

小学校4年生になった娘が、ついに一人でお風呂のバスタブをまたぎ、浴槽に入ることができました!

「お前は何を言っているんだ」と言われそうですが、私の娘は超がつくほどの運動音痴で、いままでは浴槽のフチを一人でまたいで、お風呂に入ることができなかったんです。

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昔のお風呂は意外に深い

我が家は築40年ほどのボロ屋なので、お風呂の浴槽は結構深いんです。冒頭の画像のような浴槽なら、難なくまたげるハズですが、フチの高さも若干高く、浴槽の底はフロアよりも深い位置にあります。

想像できない方もいらっしゃるかと思いますが、サザエさんやちびまる子ちゃんに出てくるお風呂を想像していただければと思います。

娘が幼いころは股下よりも高いフチを乗り越えるのは難しかったかもしれませんが、小学生にもなれば、股下よりもフチが低くなっていますので、自分で入れるはずです。

ただ、浴槽の底がフロアよりも深い(低い)ため、足が届かずに怖い・・・という気持ちが芽生えてしまったのが、今まで一人でまたげない原因なんだと思います。

小学校3年生が終わるまではどうしていたかというと、私が抱っこして浴槽に入れていました(笑)

「できる」までが一苦労

運動音痴とはいえ、身体的に筋力が劣っているわけではなく、身体の使い方がよくわかっていないのだと思います。一度できるようになれば、あとはすんなりいくのですが・・・。

頭ではわかっていても、失敗を恐れてなかなか行動に移せない。そんな感じです。寝返りも這い這いも立つのも歩くのも、ほかの子と比べて遅かった娘ですが、歩き始めてからは一度も転ぶことなく現在に至ります。

嫌なことを無理やりやらせても逆効果なので、先々の見通しを明確にするため「4年生になったら自分でお風呂に入れるようになろうか!」と常々言ってきました。

自分の中で決めたことや、やるべき時期・事柄がはっきりしているときの集中力は素晴らしく、いままでできなかった事も一生懸命取り組む娘です。今回のお風呂の件も、心の中で決心して一生懸命取り組んだんだと思います。

いや、ただ浴槽のフチを自分だけでまたぐ・・・それだけの事なんですけどね(笑)

あとは滑って転んでまたできなくなるかもしれないので、完全に身に付くまでは細心の注意をはらう必要がありますが。

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些細なことでも成長を実感できる

普通の健常児なら、こんな些細なことで一喜一憂することもないと思います。それこそ、保育園や幼稚園児のうちから、ホイホイと一人で浴槽に入ってしまう子もいるでしょう。

ウチの娘はそんな当たり前のことができません。

はじめのうちは「なんでそんなことが出来ないのか・・・」とガッカリしたりイライラしたりの毎日でしたが、娘の特性をしっかり理解して、考え方を180度変えてみると、そんなイライラもどこかへ吹き飛んでしまうことに気づきました。

「一人でバスタブのフチをまたげた!」

こんなことでも娘の成長を実感し喜べるなんて、普通ではあまりないことではないでしょうか。

まだまだ乗り越えるべき壁はたくさんありますが、必ず乗り越えていってくれると確信しています。日々貴重な経験をさせてくれる娘に感謝! そしてがんばれ!

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 - 発達障害, 育児・教育