いえごと

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発達障害?と気付いてから、支援級へ入るまでの注意点

   

青空

何度も繰り返しになりますが、発達障害児にとって、一番大切なことは、正しい理解と適切な支援です。我が子が発達障害かも?と気付いてから、診断・特別支援学級への入学と、それ以後の支援。様々な試練が待っています。

高機能広汎性発達障害と診断された娘の、今まで辿ってきた道のりをもとに、注意点などを書いていきたいと思います。

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早めに気付いてあげて

以前の記事でも触れていますが、広汎性発達障害は、注意して見ないと健常児と間違われてしまいがちです。

参考:早期療育のススメ。発達障害にいち早く気付けるのは両親

それ故に、早くから気付いてあげられないと、ずっと生き難さを感じたまま成長していくことになってしまいます。

更に、特別支援学級に入るには、入学時からでなければ難しくなっています。例えば、3年生のときに発達障害があると診断されても、1年生~今まで、通常級でやってこられたと評価され、支援級は不要と判断されてしまうためです。

たとえ本人が「周りと馴染めない」「ついていけない」と感じていても、途中から支援級に入ることは難しいのです。結果として、生活のし難さなどを抱えたまま、ずっと通常級にいることになってしまいます。

中には、周りの理解が得られずに、イジメの対象になってしまう子もいるでしょう。少しでも早く、我が子の障害に気付いてあげることが重要です。

診断には長い時間を要する

私の娘は、保育園の頃に発達障害かも?と思い、自治体から専門機関を紹介され、そこに通いはじめました。主治医の問診に始まり、都度予約を入れて、心理の先生による問診や療育を1年ほど続けました。娘の場合は、本当に軽度の障害で、主治医の先生もなかなか診断を下してくれませんでした。

小学校入学を半年後に控えた頃、市の教育委員会から、特別支援学級(情緒)が必要かどうか、確認がありました。自治体によっても違うと思いますが、私の住んでいる市では、支援級を必要とする子が一人でもいれば、支援級を新設してくれるそうで、娘と親の意思をヒアリングされました。

色々悩みましたが、最終的には娘の意思を尊重して、情緒の支援級を希望しました。

もちろん、希望しただけではダメで、主治医の診断が必要です。専門機関で知能検査(田中ビネー)を行い、県の教育委員会で別の知能検査(WISCⅢ)を受けるように指示されました。

都度、予約を入れ、検査と結果の説明を受けるために奔走したのを覚えています。その結果をもとに、主治医から受けた診断名が、高機能広汎性発達障害でした。既に12月半ばでした。

療育に通うにも、都度予約を入れなければいけませんし、初診の場合は何ヶ月も待つ必要があるかもしれません。気になる方は早め早めに、育児相談などで発信していくことをお勧めします。

祖父母の理解が得られない

言い方は悪いですが、ご年配の方は発達障害についての知識がなく、理解を得にくいです。私の両親も、世間体を気にして特別支援学級へ入れることを反対していました。

幸い、頑固者というわけでもなく、インターネットで発達障害のことを調べてくれたようで、最終的には理解も得られ、賛成してくれました。

田舎で特にネックになるのが、この「世間体」という部分です。残念なことに、発達障害に対し正しく理解されている方は、まだまだ少ないのが現状です。

「あの家の子は・・・」と心無い後ろ指を指されてしまうこともあるかもしれません。

そんなに我が子を障害児にしたいのか?という葛藤

明確な区分がない、自閉症スペクトラムにおいて、特に軽度の障害を持つ子は、健常児といっても差し支えないこともあります。そういったボーダーラインの子は、主治医の先生によっては診断がつかないケースも多々あるかと思います。

健常児と一緒に通常級でやっていける子もいるでしょう。でもどこかで生き難さを感じていることもあるかもしれません。或いは、通常級に入れることで、自然とソーシャルスキルが身につくかもしれません。

境界が曖昧なところにいる我が子を、健常児として育てていくのか? それとも障害児として支援していくのか?

正解はありませんし、私も妻も娘を支援級に入れるという判断が正しかったのか? 今でも時々考えてしまいます。

診断をしていただいた主治医の先生の言葉が、今でも脳裏に浮かびます。

「診断をつけるからには、その子にとって、何かしらのメリットがなくてはいけない」

メリットと聞くとなにやら計算高いイメージがしますが、突き詰めてドライに考えると、そういう結論に至るのではないかと思います。

今では集団生活にも慣れてきた感のある娘ですが、支援級という心のよりどころがあるからこそ、交流学級(通常級の児童とともに行う授業)にも馴染んでいるのだと思います。

広汎性発達障害をもつ子の親は、必ずと言っていいほど、この事で葛藤して悩むかと思います。最終的に判断するのは、両親であったり子供本人の意思であったりするでしょう。

いっぱい悩んで悩み抜いて、我が子にとって最良の選択をしてください。

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