優しい夫の取り扱い説明書
突然ですが、優しい夫ってどうですか? みなさんの旦那さんは優しいですか?
優しい夫はそうではない夫に比べて、取り扱いが楽なイメージをお持ちかもしれません。 ただ、少し注意しなければいけないこともあります。
今回は、バファリンよりも優しいと自他ともに認める、私の取り扱い説明書をご紹介します。
常に手綱を握られていたほうが楽
はじめにお断りしておきますが、このトリセツは100%私の主観によるものです。あなたのパートナーに全て当てはまるものではありませんのでご承知おきください。
さて、まず最初は「妻に手綱を握られていたほうが楽」です。
これが優しさなのかはわかりませんが、優しい夫はなんでも言うことを聞く半面、主体性がありません。 何をするにも決定権を妻に委ねたほうが楽だと思っています。
旅行の計画も「どこへ行こう?」「何をしよう?」と決めるのが苦手です。男らしくグイグイ引っ張っていってほしい方にとってはイライラの元になることでしょう。
でもここは「なんでも自分の思い通りにできる!」と割り切って、自分(妻)主体で物事を決めていきましょう。
大丈夫、優しい夫は文句ひとつ言わず従ってくれます。
一人(独り)の時間を妨げない
家族を思いやり、妻の思い通りになる夫ですが、そうは言っても一人になる時間は必要です。
本人はストレスを感じていなくても、なにからなにまで家族のために費やすのは、少しずつでもストレスが蓄積されています。
毎日、短時間でも一人になる時間があれば、いいガス抜きになります。溜め込んで溜め込んで、一気に爆発されるくらいなら、夫のささやかな「一人の時間」は大切にしてあげましょう。(というかしてください!)
褒め方には注意が必要かも?
いくらドMな私でも、叱られる・怒られるよりは褒められたほうがいいに決まっています。 でも、優しい夫の褒め方には少々コツというか注意点があるんです。
「優しいね」
実はこれが一番NGな褒め方です。というのも、優しい夫は家の外でも基本的に穏やかで優しい人です。 友人知人、同僚から常に「優しい」と言われ続けていて、慣れきってしまっています。
それに、「優しいね」というニュアンスの褒め方は、一番当たり障りのない褒め方なんです。 裏を返せば、「特徴がない」のとほぼ同意です。
「とりあえず「優しい」「優しそう」と言っておけば間違いないだろう」と、ほとんどの方が感じているのではないでしょうか。
優しい夫は心のどこかで「頼りがいのある男」になりたいと思っています。なのでたまにでも褒めるときは、
「いざというとき頼りになるね」
というような褒め方をしたほうが、気分よくあなたの指示に従ってくれます。
ただ、褒める割合が大きすぎると勘違いして図に乗りますので、2~3割程度に抑えたほうがいいかもしれません。
ケンカは暖簾に腕押し
なんでも思い通りになる「優しい夫」ですが、いつもその調子だと逆に妻側もイライラしてしまうことがあるかと思います。
たまには言い争ったりケンカしたりしたい!と思うこともあるでしょう。 でもいくらケンカを売っても買ってもらえません。
ケンカするくらいなら大人しく従っていたほうが、無駄なエネルギーを消費せずに済む・・・と思っています。
私の妻は「なんでも思い通りになる」のが気に入らないのか、ごくたまに理不尽なケンカを売ってきます(笑)
そんなときも決して取り合おうとはせずに、ほとぼりが冷めるまで放置です。まさに暖簾に腕押し状態。
そして更にイライラが募る・・・という悪循環に陥ってしまいますが、そんなときは深呼吸して「夫婦円満、結構じゃないか!」と諦めたほうがお互いのためです。
あとがき
いかがでしたか? 優しい夫は本当に取り扱いが楽です。わざわざ取り扱い説明書を読まなくても、思い通りに操縦することができるのではないでしょうか。
でも、本人すら気づかない間に、少しずつストレスが蓄積されていく場合もありますので注意が必要です。
それでは円満なご家庭を!
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