いえごと

仕事をしながら育児・家事に追われるパパのブログ

イクメン?カジメン?育児・家事を分担しないほうがいい理由

   

ハート型のシャボン玉

最近では女性の社会進出も定着してきて、昔のように家事=女性の仕事、という風潮もなくなってきました。そうした中、出てきた言葉が「イクメン」=育児に積極的な男性、「カジメン」=家事を積極的にこなす男性。

働く女性にとっては非常に助かりますよね。でも、育児や家事は分担しないほうがいいのです。

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イクメン、カジメンで何がいけないの?

育児や家事を積極的に手伝ってくれる、イクメン・カジメン。何も悪いことはありません。どんどん積極的に育児・家事をやってください。

え?言ってることが違う? いえ、ダメなのは、「手伝っている」という部分です。手伝っているということは、本来は自分の仕事ではないけれど、妻のためにやっている、ということです。意識していなくても、昔ながらの「家事=女性の仕事」という潜在的な考えがあるのです。

そう、育児や家事は「手伝う」ものではないのです。 なので、最近のイクメン・カジメンという言葉がもてはやされている現状に、何か違和感を感じてしまうのです。

育児・家事、それは対価が支払われない仕事

家事を一切したことがない世のダンナ様方、一度本気で家事をしてみてください。掃除、洗濯、食器洗い・・・食事の準備は家族の健康に関わることなので無理にとは言いませんが。

育児関連だと、子供の身支度、送迎、まだ幼いならオムツ交換や食事などなど・・・。

いかがですか? 思っていた以上にキツイはずです。これらを、貴方のパートナーは毎日欠かさず行っています。無給・無償で! デスクワーク中心のサラリーマンより、余程過酷な肉体労働です。

育児・家事、それは生活に必須な事

一方で、育児や家事は家族が生活するうえで、避けては通れないものです。人間が食べて排泄するのと同じです。それなら、夫婦で協力して分担しましょうか? そのほうがお互い楽にこなせるのでは?

確かに家事を分担してこなすのは大事なことかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。

食べて排泄するのと同じと言いました。おしりを拭くのを普通は分担しないでしょう? それと同じで、育児や家事も分担するのはおかしいのです。

できる人がやる!

結婚して一つの家族となったからには、家族のことは家族でやるのが当たり前です。夫、妻、関係なく、家族にとって毎日必要なこと、それを家族で行う。当然のことです。

できる人ができる事をやっていけば良いのです。

両方できる or できないのなら、男がやる

共働きで夫も妻もフルタイムで働いている家庭や、時間の融通が利く自営業など、二人とも家事をできる場合、できない場合があると思います。両方できる場合は夫が家事をやりましょう。共働きで両方ともできないのなら、夫が時間を捻出して家事をやりましょう。

男女平等の時代とはいえ、体力の差までは埋められません。殆どの場合は男性のほうが体力があるでしょう。体力的に、余力があるほうが家事をすれば良いのです。

まとめ

一家を養っていくために、毎日残業して働いてやっているのに・・・そういったパパ達の声が聞こえてきそうですが、その仕事ができるのがパパなのだから、やって当たり前。家計の助けにと、妻がパートに出るのも、妻ができることなのだから、やって当たり前。夫、妻、ともにどちらかにしかできない事なのだから。

一方、家事や育児はどちらでもできる(ハズ)。どちらでもできるのならば、体力があるほうがやれば良いのです。

一つの家庭の中で必ず必要なことなのに、イクメン・カジメンなどと線引きすることに違和感を感じる今日この頃です。

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