いえごと

仕事をしながら育児・家事に追われるパパのブログ

自分の気持ちを伝えるのが苦手な娘が、自らクラブ活動を決めた

   

漫画執筆

私の娘もこの春から小学四年生となります。娘の通う小学校は、四年生からは学校でクラブ活動が始まります。

自分の気持ちを言葉にして相手に伝えることに困難を抱える娘が、どんなクラブ活動を選択するのか? 親として気がかりでしたが、その心配をよそに、意外なほどあっさりと自分のやりたいことを決めたようです。

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娘の選択:漫画・イラストクラブ

発達に凸凹があり、「超」がつくほど運動音痴な娘です。 運動系のクラブを選択することはないと思っていました。

3学期の終盤、四年生からはじまるクラブ活動を決めるのですが、予想通り文科系の「漫画・イラストクラブ」に決めたとのこと。

そんなクラブ活動もあるのか!?と驚いたと同時に、他の子に流されるでもなく、娘の意思で決定したことに驚かされました。

というのも、高機能広汎性発達障害と診断されている娘は、親に対しても「自分のしたいこと」「自分が欲しいもの」といった「気持ち」を言葉として発することは稀なのです。

数ある選択肢の中から、「なにが欲しいのか?」とか「なにがしたいのか?」という問いに答えられなかった娘が、自らの意思でクラブ活動を選択できたことが、意外であったけれども、物凄く嬉しい出来事でした。

参考:発達障害を持つ娘の心を落ち着かせる、気持ちの代弁者

娘の意思を尊重・肯定しつづけたい

ちょっと話は逸れますが、私は高校時代、進路について父親と大喧嘩したことがあります。

私は芸術の大学に進みたいと思っていましたが、父は工業系の仕事(自営)をしていて、長男である私に家業を継いでほしいと思っていたようです。

「絵を描くのが好きだから」という漠然とした理由に対し、「絵でメシを食っていけるのか!」という超現実的な反論を受け、結局私が折れて工業系の大学に進学しました。

今にして思えば、その選択も悪くはなかったし、どちらが正解だったかなんてわかるはずもないのですが・・・。

ただ、私が親となった今、まだ幼い子供の意思であっても、全力で応援し、肯定しつづけていきたいと思っています。

どんな子でも「自分の気持ちを伝えること」は大変なパワーが必要なんだと思いますが、(自分の気持ちを伝えることが困難な)発達障害をもつ子は、それの何倍ものパワーが必要だと感じます。

瞳に涙をうかべ表情を歪ませながら、必死で気持ちを言葉に出そうとする娘を見ていれば、痛いほどよくわかるのです。

ただの子供のワガママなら、そんな苦しい想いをしてまで伝えようとはしないと思います。

だから、娘が発した気持ちは全て尊重し、肯定しつづけていこうと思います。

参考:過保護・甘やかしと思われても、我が子の望むことをしてあげたい

それにしても、最近の小学校にはいろんなクラブ活動があるんですね・・・。将来、漫画家になって大ヒットして、印税生活ウハウハ・・・なんて夢をみてしまう親バカな戯言でした(笑)

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 - 発達障害, 育児・教育